BMI(美容体重・基準値・計算式・肥満度)
BMIとは、ボディマス指数のことです。
基準値は22です。22に限りなく近ければ、最も病気になりにくいとされています。
また、25以上なら肥満の段階に入り、健康のためにも減量が求められます。
BMIは、単純に痩せか肥満か判別する時に用いられるほか、自分の適性体重にどれくらい近く、健康的かを調べられます。
BMIの計算式は、体重÷身長の2乗です。
健康診断を受けなくても、自分の体重と身長がわかれば自分で計算して
出せます。
計算式は世界共通です。
ただし、肥満度の基準値は世界でバラバラです。
どこから肥満とするかは、各国で差があるのです。
太りやすい国民性の場合は、当然BMIの基準値も上がります。
ちなみにWHOの基準では30です。
BMIの数値が30オーバーの人が、肥満とされます。
厚生労働省でも、肥満度を表すBMIを重視しています。
BMI22を目指しましょう
自分のBMIが痩せに入っているから大丈夫!ともいいきれないのです。
なぜかというと、太り過ぎていても痩せすぎていても不健康で、病気にかかるリスクがあるからです。
一番いいのは、22です。
22は痩せすぎでも太り過ぎでもない中間のレベルです。
一番健康的な体形で、最も病気のリスクが少ない数値です。
肥満傾向があれば、BMIは25以上になるでしょう。
25以上の人は、糖尿病や高血圧など生活習慣病にかかりやすくなります。
そのリスクは25以下の人の2倍にもなるのです。
もしBMIが30以上ですと、肥満の中でも深刻度が高く、減量のための治療が求められます。
内臓脂肪とBMIは比例する?
BMIが高ければ内臓脂肪も高い気がしますが、関係ありません。
内臓脂肪が多くても、BMIが少ない人はいます。
美容体重と標準体重は違う?
違います。
標準体重というのは、あなたの身長からみて最も健康的な体重です。
しかし美容体重は、最も体形が綺麗に見える体重です。
そのため、あなたの身長からみる美容体重は、標準体重よりも低めの数値になるでしょう。
自分の美容体重がどれくらいか、知らない人がほとんどでしょう。
身長さえわかれば、こちらから美容体重がわかります。
https://keisan.casio.jp/exec/system/1483589124
美容体重の計算式は、(身長m)2 × 20です。
ちなみに私は身長が158センチなので、美容体重は
49キロでした。
これに対し、適正体重は54キロなので、
美容体重のほうが5キロも低いことになります。
BMIは、22であれば適正ですが、もし私が158センチで49キロの美容体重だったとしたら、BMIは20です。
20も22に近いので悪くない結果です。
ちなみに美容体重のほかに「モデル体重」というのがあるのですが、モデル体重は美容体重よりもっと体重が軽くなります。
ダイエットで一番大変なのは、適正体重や美容体重よりも、モデル体重を目指すことでしょう。
モデル体重って?
上のリンクからもモデル体重が同時に調べられます。
ちなみに158センチの私のモデル体重は、44キロでした。
私はきっとこの体重を超えています…。
モデル体重の計算式は (身長m)2 × 18です。
モデル体重になれば、モデルや女優さんに見えやすいのです。
最後に
美容体重の場合は、モデルさんほどには見えませんが、見た目がスリムであるには変わりありません。
スリムな印象をキープしたいなら、適正体重よりも美容体重を目指すといいですね。
そのまたさらに上を目指すなら、モデル体重を目指してダイエットすればいいのです。
いずれにしても、美容体重もモデル体重にしてもそこまでMIが減るわけではありません。