労働者名簿 エクセル ダウンロード【記入例・保存期間・様式19号・無料・53条・一覧形式】
労働者名簿は、従業員を雇っている企業や個人事業主が、必ず保管しておくべき帳簿です。
最低3年間は保存する義務があります。
労働者名簿は労働基準法を根拠としているため、労働者名簿を怠ると法律違反でペナルティがあります。
労働者名簿とは何か?
労働基準法107条にある通り、従業員を雇っている雇用主は、各事業所ごとに
労働者名簿を作成しなければなりません。
労働者名簿には、
- 労働者の名前
- 生年月日
- 採用日
- 履歴
などを記載します。
労働者名簿に記載するべき細かい項目については、労働基準法の第53条にあります。
それによると、下記のような項目が労働者名簿の必須項目とされています。
- 氏名
- 住所
- 性別
- 業務の種類
- 入社日
- 退職の年月日、理由
労働者が死亡した場合にも、労働者名簿に死亡年月日や原因について書きます。
労働者名簿のエクセル版の雛形をダウンロードしたいとき
労働者名簿は一覧形式なので、ワードやエクセルで作成するのは難しくないでしょう。
事務処理に慣れている方でしたら、一から労働者名簿を作成することができるのでは?
しかし、できれば労働者名簿作成の手間を省きたい!というのであれば、webサイトから労働者名簿のフォーマットを無料ダウンロードするのがおすすめです。
webサイトの中には、労働者名簿の様式19号のダウンロードや、エクセルバージョンの雛形を無料配布しているところがあります。
それらのサイトから労働者名簿の雛形をダウンロードし、書き込むだけなら手間暇が一段と省けるでしょう。
それでは、労働者名簿のエクセルバージョンの雛形が欲しい時、どこからダウンロードすればいいでしょうか?
上記から、エクセル版あるいはpdf版の労働者名簿のフォーマットがダウンロードできます。
労働者名簿の記入例を確認したい時
労働者名簿様式19号のダウンロードがしたいとき
下記のページでは、様式19号の労働者名簿がダウンロードできます。
https://www.rodo.co.jp/application/59197/
pdfあるいはword形式で無料ダウンロードできるでしょう。
労働者名簿の保存期間
労働者名簿の保存期間は3年と決まっています。
これは入社日から3年ではなく、退職日から3年間です。
そのため退職日も労働者名簿に記載するようなっています。
一人でも社員がいたら労働者名簿の義務がある?
あります。
就業規則では、10人以上の会社に作成義務があると記載されているかもしれません。
しかし労働基準法では、従業員が一人でもいれば労働者名簿を作らなければならないと規定されています。
これは正社員のみではなく、アルバイト雇用や派遣、パート、契約社員など雇用形態も関係ありません。
アルバイトは一般的に正社員より出入りが激しくなる傾向にありますが、短期のアルバイト採用であっても、労働者名簿に追加しなければなりません。
個人ごとに労働者名簿を作成します。
ただし、日雇い派遣の場合には不要です。
まとめ
いかがでしたか?
経営者の方でしたら、すでに労働者名簿のことは知ってたかもしれませんね。
しかし、一般社員の方ですと、自分で労働者名簿を作るわけではないのでなかなか知る機会がないかもしれません。
労働者名簿を作成する義務は、従業員を雇用している企業です。
個人の方でも、もし社員を雇っていれば労働者名簿を作る義務があります。
労働者名簿を簡単にいえば、社員ごとの名簿です。
名簿というと本当に名前だけでいいかと思ってしまいますが、労働者名簿には名前だけではなくそのほかの項目も記載しておきます。